天空からの伝言 SkyWalker
やはりJ-PHONE
前から気になっていた
J-PHONE
を買った。
前の職場では J-PHONE が入らない上に僻地に出張することもあったので、DoCoMo から乗り換えるには対抗があった。しかし職場が変わりなんの心置きなく変更。
ちょうど端末が DPシリーズから Jシリーズに変わるときで SkyWalkerを主眼に置いた端末が増えてきた。そのなかで選択したものは J-SH01。6行表示という大きな液晶を搭載している。この端末目当てに、他キャリアから乗り換える人もいるくらいで、品切れが出るほどの人気らしい。
SkyWalkerとは
J-PHONEで使える文字メッセージサービスの総称。送信方法などでいくつかのアプリケーションがあるが、基本はSkyMailとE-mailサービスである。
SkyMail
J-PHONE同士で漢字を含む 192byte の文字送受信。
E-mailサービス
インターネットでメールの送受信。(送信 192byte、受信 384byte)
まずは SkyMail
文字メッセージサービスは既に他のキャリアや PHS でもやっているが、漢字に対応している点がまず大きい。
友人から送られたり送ったりしてみると、これが楽しい。中高生がこの手のものにハマルのも分かる。
楽しいのもそうだが、電話となると内容にかかわらずそのときに出る必要があり、こちらの都合は中断せざるを得ない。また、内容に関して考える必要があると、通話時間も長くなりがちである。
文字サービスの場合、勝手に内容が送られてくるので内容によっては後回しにすることができる。回答や思考する時間はこちらの都合次第となる。
この利点は FAX や E-mail と同じである。しかしこれらと比べて設備が非常に小さく、場所に縛られないし、なんといっても常に持ち運んでいる。
とにかく便利なのだ。
E-mailサービス
SkyMailをインターネットを介して送受信できるサービス。このサービスを申し込むと
電話番号.0@email.sky.kdp.ne.jp
というメールアドレスが取得できる。このアドレス宛てに E-mailを送ると J-PHONE端末で内容が受信できる。また、端末からインターネットメールアドレスに送信することもできるようになる。
ただし、受信は Subject及び 384byteを超えたものに関してはカットされてしまう。送信はメールアドレスを含む 192byte に限られる。
SkyWalker支援スクリプト
E-mailサービスの仕様上は、かなり制限が多い。そこでこれを少しでも解消するのが
実用すくりぷとん
だ。
これをインターネットのメールサーバに仕掛けると、E-mailの送受信を助けてくれる。内容については
実用すくりぷとんのページ
を参考にして欲しいが、これを仕掛けるには多少の UNIX の知識が必要になる。またプロヴァイダに契約している場合は、セキュリティや運用上の問題でプロヴァイダのサーバに仕掛けられないことがほとんどなので、使える人が限られる。
J-SH01の良いところ悪いところ
最新モデルで液晶が大きい J-SH01 ではあるが、完璧ではない。友人の持っているものと比較して、個人的にあげてみた。
良い点
なんといっても 6 行表示。
アラームが 5 件登録できる。(職場のチャイム代わりに大活躍)
SHARP 独自の LCフォントが見やすい。
悪い点
SkyWalkerを受信したときにうるさい。DPシリーズは「ピピ」と鳴るだけだが、SH は着信音(選択は可能)が鳴る。しかも長い。
SkyWalker受信内容表示が長押し。(ショートカットを用意して欲しい)
一番下の段のボタンが押しにくい。(SkyWalker送信時によく使うボタン類)
着信メロディ作曲機能がない。
熟語変換がダメ。(電子手帳と同じもの)
J-SH01バージョンアップ
ようやくKDPでもJ-SH01IIが7/7に発売、J-SH01からのバージョンアップが7/12から可能になったので、さっそくバージョンアップ。
あまり大々的にこのサービスを宣伝していないが、ちゃんとバージョンアップ版の差分マニュアルも用意してあり、最初からバージョンアップを念頭においていたことが分かる。
変わった点は2点
スカイメロディー、作曲機能に対応した
スカイウォーカー着信音の時間が短くなった(19秒→9秒)
不満だった点が解消されてとてもよい。この調子でファームウェア書き換えでできる機能アップなどをどんどんやってほしいものです。
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