ロードスターでMobile

yas-msaの二大物欲対象が融合する!


GPSカードでカーナビさせる。

(ThinkPad535 + ProAtlas97近畿版 + PACY-CNV10)
 友人からSONYGPSカードを買ったので試してみた。
 付属の地図は首都圏版だったので、あらかじめ買っておいたアルプスのProAtras97近畿版をThinkPad535にインストール。当然CD-ROMドライブなんぞはついてないので、滋賀県部分の地図をHDDにインストールした。ドライバやGPSクライアントなどは付属のものを使う。

 車にセットしてみた。
 発売当初は最小、最軽量のPentiumノートPCだったTP535もロードスターには大きい。置く場所はリアトレイか助手席の足元か助手席しかない。運転しながら見えるところといえば助手席くらいだ。とりあえずここに置く。GPSアンテナも一緒に助手席に置いた。

 いよいよ使ってみる。もちろん車の移動中にだ。
 走りながら画面を見てみる。しかし助手席においてあるものというのは意外に見にくい。走りながら首を90°動かすのはなかなか勇気が必要だ。臆病な自分はなかなか見れない。信号待ちでようやくじっくり画面を見てみると、GPS衛星がぜんぜん捕捉されていない
 まさかと思ってGPSアンテナをダッシュボードに持ってくると、衛星が補足された。GPSの電波が弱いのは知っていたが、普通の車の鉄板の天井ならいざ知らず、ロードスターの幌も貫通できんとは!GPSアンテナは空が見えないとだめなようだ。しょうがないのでダッシュボードに置いたままにして走ってみるが、固定しているわけではないので、ハンドルを切るごとにGPSアンテナが動き回り、すぐに落ちてしまう。とりあえず落ちそうになったら手でかばいながら走った。
 知ってはいたが地図上をマーカーが動くのはなかなか楽しい。おまけに記録も取れるので、後でも楽しめる。GPSの誤差は大きいので、とんでもないところを走っている状態が表示されることがある。道1本くらいはずれてることが多い。これが楽しい。はなからあんまり信用してないから、楽しければいいのだ

 とりあえず動くことは確認できた。
 次はいかに安定して使うかだ。片手でアンテナを支え、首を90°回して画面を見るなんてのはとんでもない
 アンテナは小さいものだし、ダッシュボードに固定すればいいのだが、あまり「両面テープで貼る」というのは好きではないので、マジックテープによる固定を考えた。しかし手持ちのマジックテープは黄色。ちょっと目立つので黒のマジックテープを買ってこよう。
 それまではリアトレイに置くことにした。一応空が見えるし、内装の継ぎ目に少し段がついており、ダッシュボードよりはましだ。それでも急じゃないブレーキを何回か踏むと室内に落ちてくる。幌があけられなくなるが、空けたときはどこにおいても空が見えるので問題はない。
 しかしTP535の置き場所は助手席しかなく、根本的解決としてLibrettoの購入が望ましい。雑誌なんかを見てると、オーディオを隠すように置いたり、ハンドルのコラムの上に置いたりしているようだが、どちらもロードスターとTP535の組み合わせでは無理だ


Navi'n youでカーナビさせる。

(ThinkPad535 + Navi'n you1.0 + PACY-CNV10)
 RCN軽井沢ミーティング98に参加するため、軽井沢に行くことになった。そのあたりの電子地図は持っていないので、せっかくだからということでSONYのNavi'n youを買った。すぐに新バージョンが出ることは知っていたが、機能的にそれほど変わらないし、何よりミーティングまでに発売されないので速攻で購入に踏み切った。GPSアンテナはすでに持っているのでHome packだ。
 これがいい!第一世代のカーナビ(自走ジャイロなしね)そのままだ。何しろデータはナビ研のCDだし、HDDに切り出しもできるし、ルート探索できるし、さらに音声ガイダンスをしてくれる。こりゃいいや。

 で、今回は軽井沢までのコースを探索させてからそのとおりに行ってみようと思ったが、ThinkPadでは前述のとおり無理があるし、バッテリーももたない。
 実はこの日のためにLibrettoを買おうかと思っていたし、インストール用のCDも用意して、固定用のマジックテープも買ってあって、シガーソケットからAC電源取れるアダプタを友人から借りていこうと思っていたが、行く前の数日が忙しくて未遂に終わってしまった。
 出発が遅くなって急いでたし、一人旅でナビ人間もいなかったので行けるところまで高速道路を使うことにしてNavi'n youはおやすみ。上信越道の碓氷軽井沢を下りたところでGPS開始。料金所を出たところで車を止めてセッティング&ロードスターの幌をあける。すると後ろには白の新型が幌を空けていた。(おお) しばらくするとガレージベリーのデモ車2台が同じく幌をあけて通り過ぎる。(おおう!)
 オープンにすると直射日光で液晶はほとんど見えないはずが、曇り空のためそれほど見にくくない。だがしかしやはり運転中に首をひねれない!

 やはりLibrettoが必要だ。あとIBMのViaVoiceで音声ナビゲーションも考えたが今回はパスした。しかしMobilePress 6月号で記事になっていた。考えることはみんな同じなのね。


車でMIDI。

(PalmTop PC110 + SCP-55 + MIMPI + MU)
 車の足回りを固めたりしているとCDは音飛びしやすくなる。しかし今時カセットテープに録音するのは面倒でやる気もしない。そこで面倒くさくなく、音飛びしない音源としてMIDIを選んでみた。

 構成はPalm Top PC110SCP-55、カセットテープ型アダプタだ。
 PT110を選んだ理由は、何より小さく軽いこと。室内の狭いロードスターでは小さいほどいい。ジュラルミン合金という古今東西のノートPCのなかでも稀有なボディーをもっているため頑丈だし、ストレージがコンパクトフラッシュなので衝撃や振動に気を使わなくてもいいという車内に置くにはとてもよいPCだからである。

そもそもMIDIを演奏させるのに巨大なストレージも高速なCPUも必要ない。運転中に操作なんかしないからGUIなんかいらないし、マルチタスクである必要もないからWindowsが動かなくても困らない

 ソフトウェア構成はPC-DOS7.0/V、MIMPI Ver4.16 for DOS/V、MU Ver2.01、SCP-55イネーブラだ。
 MIMPIはDOS時代を知っている人は知らない人はいないと思われるMIDIプレイヤーだ、単独では連続再生ができないのでMUをフロントエンドに使っている。

 PT110にSCP-55を差し、カセットテープ型アダプタを経由してカーオーディオに接続させる。  このアダプタは昔買ったSONYのDiskmanのオプション品である。CDカーオーディオが高かった頃に買ったものだが、ロードスターに乗り換えるまではよくお世話になったものである。
 カーオーディオはカセットテープのA面を再生させるようにしておかないと鳴らないので注意が必要だ。

 SCP-55イネーブラを常駐させるとPCカードをMIDIインターフェースにだましてくれるので、その後MUで曲を選択して演奏させればOK。
 SCP-55に直接ヘッドフォンをつなげると耐えられないくらいうるさいが、車ではむしろ音量が小さい。インピーダンスとかの問題かもしれない。単純にカーオーディオのほうで音量を上げてやればいいのだが、そのことを忘れていると大音量でCDやラジオを聞く羽目になるのでとても注意が必要だ。


本格的にNavi'n you。

(Libretto100 + Navi'n you2.0 + PACY-CNV10 + ProAtlas98近畿版)
 Libretto100の環境構築ができ、タイミング良く淡路島への旅行に行くことになったのでロードスターにセットしてみた。
 Libはマジックテープで固定することにして、I/Oアダプタを付けるときに邪魔にならない位置に張った。
 しかし、いざ固定してみると前後方向にグラグラする。ダッシュボードが平面でない上に真ん中だけで厚みのあるテープで固定したせいだ。
 根本的な解決策を考える暇がなかったため、とりあえず隙間を埋めてみることにした。ちょうど持ち合わせていた単三電池4本パックを隙間に入れてみるとこれがピッタリ。
 GPSアンテナの位置はこれまた考えている暇がなかったので、またもやリヤトレイに置くことにした。たたんだ幌で多少のすべり止めになるのでいいだろう。
 電源はオートバックスで買ったインバータ(シガーソケットから 100V電源に変換)を買ったので問題なし。

 暑かった2日間、走るときは幌をあけて使い、停めているときは幌を閉めてダッシュボード上でサスペンドという使い方をしたが、Libretto100は問題なく動いてくれた。駐車時間が長いと、Libがチュンチュンに熱くなっていて「大丈夫かなあ」と心配だった。さらに振動の心配もあった。いまのところは大丈夫だが、何回もやってるとそのうちダメになるんだろうか?
 Libを置く場所も再考したい。一般的な TVやカーナビの位置よりも高い位置に液晶があるため、少し視界の邪魔になる。熱問題とあわせてエアコンの噴出し口の上あたりにステーを作って、そこに固定してみたい。


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